自分とつながる方法のひとつとして、気軽にできるダウジングの方法をご紹介します。決断に迷うとき、自分の本心を知りたいとき、自分に合うもの合わないものを知りたいとき。ダウジングに使うペンデュラムをあなたの波動と共鳴させることができれば、自分を知るための頼れるツールになります。
ダウジングとペンデュラム
ダウジングは、地下の水脈や鉱脈、油田を掘り当てる場所などを探すために古くから用いられきた調査法です。このときに用いられる棒や振り子がペンデュラムと呼ばれるものです。ヒヨコの雄雌を見分ける鑑別師がペンデュラムの揺れ方で性別を判定することもあるとか。専門家ではなくても日常生活のこんな場面で気軽に用いることができます。
自分(あるいは誰か)にとって相性の良さを知りたいとき
何かが自分にとって必要かどうかを知りたいとき
決断に迷うときにベストな選択肢を導き出したいとき
なくしたものを見つけたいとき
ちなみに、ペンデュラムは「今」の状況・状態について訊きたいときに有効です。これはあなたの「今」の波動から伝わってくるものを指し示しているから。
未来について訊くと「今」の状態から現時点でのYesかNoかを教えてくれますが、今と未来の間には変動要因が多く、確実な答えとはなりません。これは他のどのスピリチュアルなツールを用いても同じことが言えます。
ダウジングの主役はペンデュラムではなく自分自身
ダウンジングをしてペンデュラムの揺れが示すYesとNoは、ペンデュラムの意思ではありません。あなた自身が自らの潜在意識にアクセスした結果をわかりやすく示してくれているに過ぎないのです。
誰しも「本来の自分」はどの選択肢が自分にとってベストであるかを知っています。ダウジングとは、あなたと人生を共にする高次の自己(ハイアーセルフ)や守護霊(スピリットガイド)たちを含めた「本来の自分」に尋ねて答えをもらうという方法であり、ペンデュラムはツールに過ぎません。同じことがクリスタルやタロットカードにも言えます。これらは自分の直観を指し示してくれるツールであり、主役は自分自身。ツール自体に効力があって答えが導き出されるのではないことは覚えておきましょう。
ペンデュラムを自分仕様にする
となると、「本来の自分」が出した答えをペンデュラムが正確に示してくれることが大切となってきます。ペンデュラムを用意したら、まずYesとNoの動きがどうなるかを何度か尋ねてみましょう。
垂直方向に揺れることもあれば、水平方向に揺れることもあるでしょう。あるいは、自分は時計回りであればYes、反時計回りであればNoと受け取ることをペンデュラムに教えることもできます。何度か試していくと、ペンデュラムがあなたのYesの波動とNoの波動を学んでいき、はっきりと示してくれるようになります。このため、あなたのマイ・ペンデュラムを誰かに貸すことはお勧めできません。ひとりひとり波動が異なるためです。自分仕様にしたペンデュラムはまさに特別なもの。誰かから譲り受けた場合は、一度浄化してプログラミングをリセットして自分仕様にしてから使いましょう。animiscentのヒーリングセッションでもペンデュラムの浄化とプログラミングは承っております。
ペンデュラムの選びかた
ペンデュラムを選ぶとき、その素材・形状・サイズに決まりはありませんが、動きが均一になるように左右対称の形をしていて十分な重さがあるほうが揺れがわかりやすいです。また、ペンデュラムを吊り下げる紐やチェーンにもある程度の長さがあったほうが、ペンデュラムの動きを妨げずに済みます。
水晶や天然石、金属で作られた既製品のペンデュラムもありますが、正確な答えを導き出すために高価なものである必要はなく、貝殻や木片、鍵などに糸や紐などを通して手作りしても良いでしょう。時間をかけて自分の波動と共鳴させていくという意味では、自分と相性のよいものを選ぶことも大切ですので、気に入ったデザインのものを選ぶとよいでしょう。
ダウジングの方法
1.ペンデュラムを持つ
片手の親指、人差し指、中指でペンデュラムの吊り紐を持つと安定して振れが強くなり、正確な答えが示されやすいでしょう。吊り紐を持っている腕の肘は曲げ、どこにも置かずに浮かしておきます。
2.自分の状態を整える
ペンデュラムを持ったら、感情的になったり雑念が入らないようにしましょう。自分の潜在意識ではなく、自分の「こうではないか」「こうであって欲しい」という顕在意識の思考や願望が答えを導いてしまうからです。
3.尋ねる
ペンデュラムの先端が静止した状態で質問をします。次の質問をする前にも同様に、静止してニュートラルな状態になってから行います。
質問は「はい」「いいえ」で答えられるようなものにしましょう。心に質問を浮かべてもいいですし、選択肢がある場合はそれを紙に書き出してその文字の上にペンデュラムをかざして質問をするといいでしょう。シリアスな質問に限らず、日常のあらゆる場面で使って遊んでみましょう。
食材が自分の身体に合っているかどうかを知りたいとき
今の自分に最も適したフラワーエッセンスを選びたいとき
購入前にどれにしようか迷うとき
自分に合った場所を探しているとき(地図上でダウジング)
捜し物がどこにあるか範囲を狭めたいとき(各部屋の戸口で尋ねる)
訊き方を工夫する
選択肢がいくつもあって、自分に合うものとしてペンデュラムがその中の複数を指し示すこともあります。
ひとつだけ選び出したいときは、ひとつだけ選ぶことを心の中でペンデュラムに伝えてから、自分にとってベストなひとつの選択肢を尋ねてみましょう。それでも揺れがはっきりしない場合は、何においてベストな選択をしたいのかを伝えることも大事です。
うまくいかないときは
ペンデュラムがYesかNoかはっきりと示してくれる場合もあれば、はっきりしないこともあります。質問の仕方を変えてもその状態であれば、「どちらでもない」という答えも十分に考えられます。こういった場合に備えて、AかBだけではなく「それ以外」という選択肢を用意してもいいかもしれません。
ペンデュラムが明らかに通常とは異なる動きをしているときは、自分の波動が乱れていることもあります。この場合は水を飲んで深呼吸をし、一旦リセットしましょう。波動が伝わりやすくなり改善することもあります。
自分の直観を信じる
ペンデュラムは使い続けていくことで、自分の波動とますます共鳴しやすくなります。自信を持って使い、その結果を信じることで信頼関係が結ばれます。本来の自分と深くつながることができるようになれば、やがてペンデュラムなどのツールを使わずとも、パッと直観で選ぶことができるようになります。まずは、その直観を受け取るトレーニングとしてペンデュラムを日常に取り入れてみてはいかがでしょう♪
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