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#8 知るクレアコグニザンス

超感覚的知覚(ESP)の8つのクレア感覚のうちのひとつ、「知る」クレアコグニザンスをご紹介します。たとえ一般的な考えとは違っても、自らベストな「答え」を導き出すことが得意な人は、高次の存在から自分の内側に授けられた叡智を信頼するクレアコグニザンスを使っているでしょう。自分が得意とする感覚を知り、意識的に使っていくことで、能力として開花・発達させていくことができます。それにより、本来の自分ともっとつながり、自分を信頼していくことも、自分自身を癒すベストな方法を見つけていくこともできるかもしれません。

 

目次




 

8つのクレア感覚


肉体(物質的存在)としての自分が使うのが五感、スピリット(霊的存在)としての自分が使うのが霊的感覚(霊感)、超感覚的知覚(ESP)です。超感覚的知覚(ESP)には、五感とつながっている8つのクレア感覚があり、この世を生きている誰もが持っていて使っています。

  1. 「見る」クレアボヤンス

  2. 「聴く」クレアオーディエンス

  3. 「触れる」クレアタンジェンシー

  4. 「味わう」クレアグスタンス

  5. 「嗅ぐ」クレアアリエンス

  6. 「(感情的に)感じる」クレアエンパシー

  7. 「(身体的に)感じる」クレアセンシェンス

  8. 「知る」クレアコグニザンス

この感覚を呼び醒まし発達させていくと、本来の自分ともっとつながり、自分に必要なエナジーを持つ人、物、場所、行動、タイミングなどを自分で見極めていくことができるようになります。


(サイキック能力として開花させるステップについては、ブログ記事『超感覚的知覚(ESP)で自分とつながる』をお読みください。)


この記事のシリーズでは、8つのクレア感覚について

①知覚するもの

②感覚を発達させる方法

③感覚に敏感な人に向いている癒しかた

を、それぞれリストしています。


今、当てはまらないと感じても、意識を向けてみると意外と感じていた!という発見が後からあるかもしれません。読むだけで呼び醒まされる感覚もありますので、超感覚に意識を向けていくための一助としてご活用いただけると嬉しいです。



クレアコグニザンスとは


クレアコグニザンス(Claircognizance)は、知らないはずのことが、ただ「わかる」能力。霊知、透知ともいいます。

クレアコグニザンスを使う人は、自分で「わかっている」「知っている」感覚があるので、地位や権力のある人が言っていることや今まで当たり前のように信じられてきたこと、表面的なことを鵜呑みにせず、正しいかどうか自分で見抜くことができる人や、答えは別にあるとわかっているのでそれを自分で見つけようと試みる人に多いでしょう。


クレアコグニザンスを使うと・・・

  • 予知(プレコグニション)や予知夢がある、ピンと来る直感がある、頭に浮かんだことが現実化する

  • 虫の知らせ、胸騒ぎなど、何かをしようとしてやめたほうがいいというような予感(プレモニション)がある

  • 誰も話したことがない出来事や事実がわかる

  • 相手が嘘をついていることが確信を持ってわかる

  • 初めての体験なのに、どうすれば良いかわかる、出来る

  • 未知の分野について知らないはずのことを質問されても答えられる

  • インスピレーションや直感がいつも正しい

  • 突然何かが閃く、点と点が線となってつながって包括的に理解するなど、「わかった!」「これこそが答え!」というアハ体験、エウレカ体験が多い

  • 相手が言わんとすることがわかる、未完成のものの全容がわかる

  • 突然たくさんのアイデアが浮かんだり、物事の解決策を思いつく

  • たくさんの情報の中からどれが真実か抜き出すことができる

  • 今必要な知識を突然思い出す

  • 夢の中で知識を授けられる、教えてもらう

  • 今自分にとって必要なことがどの本に書かれてあるかわかる

  • 自分にとって何が「正しい」選択か知っている

  • 無意識に行動の先取りをして、何に用いるのかを後で知る

  • 正規のやりかたではなく、なぜか自己流がうまくいく

たとえば私は小学生の頃、家で預かった一歳の赤ちゃんをどう抱くか教わらなくても知っていて、祖母に驚かれたことがあります。初めて動物を飼ったときも同様に、誰よりも上手な抱き方を知っていました。確実に知っているという感覚があるので、怖れは感じませんでした。


以前、父が病院から帰ってきて検査をしたことについて話していたとき、私の意思とは関係なく口を突いて出た言葉が「まぁ、ガンだけどね」でした。結局そのとおりだったのですが、なぜか、その理由などはわかりません。


animiscentのヒーリングセッションをお申し込みいただいた時点で、その方のどこを重点的に見ればいいかがわかることもあります。ふと手に取った本が、セッションの予習であることもあります。何も考えておらず、ただわかるという感覚を頼りにすると、意外と真実にたどり着けるのだということをいつも実感させられます。


「これはどういうことなのだろう」と、何かについて疑問を抱いているとき、インターネットを検索して、あるいは本を開いてすぐに答えを見つけるのが得意な人もいるでしょう。あらゆる形で私たちの目の前に「答え」は与えられていることが多いのですが、それにピンとくる、それが答えだとわかり認識するのもクレアコグニザンス。ひっそりと運営しているこのanimiscentのウェブサイトに辿り着いたり、ご友人からご紹介されたりなどして、エナジーヒーリングが今の自分に必要だとわかるのもクレアコグニザンスなのです。



クレアコグニザンスの能力を発達させる方法


「知っている」自分を信頼していく


自分は知っている。そんな感覚を大切にすることで、自分を信頼していくことができます。すると、過去世で得た知識を思い出したり、スピリットガイドや高次の存在から叡智を授けられる機会が増えていきます。といっても、実はいつも内側にあって、気がつかないだけのことが多いでしょう。答えはいつも外側ではなく、内側にあります。

自己探求を続け、右脳と左脳のバランスを調える


世間の情報を鵜呑みにせず、自分で答えを導き出そうという内側を探求するメンタリティがあると、高次元からのサポートが得やすいでしょう。受け取るときには、右脳と左脳のバランスを保つように意識してみましょう。知識や叡智を受け取るのは感覚的なことを司る右脳ですが、それを言語化したり、論理的に理解しようとするのは左脳です。うまく連携させると、受け取ったものを具体的に理解して実践することもできるでしょう。ただ、左脳偏重になると、根拠が見つからないことを理由に、受け取ったものを却下しがちにはなります。ただ、わかる。それを良しとすることもあっていいのです。その感覚を信頼していくことで能力を伸ばしていくことができます。


スケジュールに固執したり、状況をコントロールしようとし過ぎない


アラームをかけ忘れて予定が崩れた、電車や飛行機に乗り遅れた。でもそのおかげで災難を免れたということはよくあります。ミスやエラーであるように思えても、全体を俯瞰してみると実はすべて自分にとってベストな計らいとなっていることはあります。予定外のことに救われることも、必要な学びを得ることもあるのだと知っておきましょう。

空(くう)を作り、知識を受け取る余地を作る


頭や心を思考や感情で常にいっぱいにしていると、スピリットガイドが入り込む隙がありません。空にする、ぼーっとリラックスする時間を作りましょう。自分にとって必要な情報は、意識が「いま、ここ」にあるときにふっともたらされることもあります。

「いま、ここ」については、別記事『「いま、ここ」はぐれびとへの処方箋』をお読みください。


第7チャクラを調える


クレアコグニザンスを司るのは、宇宙とつながるクラウンチャクラ。頭頂部にあるチャクラです。詳しくは、ブログ記事『五大元素のその先へ―扉の第7チャクラ』をご覧ください。



クレアコグニザンスを使う人に向いている癒しかた

眠る


私の実感として、眠っている間に知識を授けられることは多いです。「知りたい」という気持ちを天に向かって放ち目を閉じれば、眠っている間に答えが授けられることもあります。目が覚めて忘れてしまったように感じても、必要になったときに思い出すことができます。眠いときはいつでも眠る、目が覚めたら解決している、ひらめいた、なんてこともあるでしょう。


右脳と左脳のバランスを取る


「ただ感覚で理解する」というのは抽象的で、左脳志向の人が苦手とするところかもしれません。論理重視になりがちなときは、五感を使う、絵画鑑賞、音楽鑑賞、創作など、右脳を使うようなことを取り入れてバランスを取りましょう。



自らの神性に気づく


もっと自分自身を信頼することができたら・・・と思う人は多いかもしれません。この物質次元にいる「自分」だけを認識していると、やはり頼りなく思うことは誰にもあるでしょう。しかし「自分」は高次元にもいるのです。

私たちの誰もが持つ神性の意識、ハイアーセルフ(高次の自分)は、神と集合意識の記憶であるアカシックレコードにつながっていて、高次元の領域から、私たちが個々の旅路をどうナビゲートすればいいのか、それぞれにとってベストなコンパスとして指針を与えてくれています。

普段、ハイアーセルフとのつながりを実感できなくても、答えを求めたときにはいつでも与えられています。そこに気づくことができるのは、その周波数と同調できる意識の状態に自分があるとき。難しいことはなーんにも考えていなくてぼけーっとしているときが多いでしょう。それくらいリラックスしているほうが、ガイダンスも叡智も受け取りやすいのです。ゆるゆるでいたほうが自らの神性に気づくなんてパラドックスのようですが、自分の波動を羽根のように軽くしておいたほうが、こちらからも高次元からも、互いにアクセスしやすいと覚えておきましょう。


<終わりに>すべての潜在能力に心を開いておく


ここまで、肉体の五感になぞらえて、魂の五感といえる超感覚的知覚(ESP)を8つのクレア感覚をご紹介してきました。五感という共通認識を通して意識を向けることが入り口としてはわかりやすいかなと思ってカテゴリ分けしたのですが、本当はあまり明確に切り分けることに意味はありません。それほど互いに密接に関わっていて、どれも少なからず使っているからです。

たとえば、人や植物や動物のエナジーがテレパシーとして伝わってくるとき、ヴィジョン、音、香り、味、感情、感覚など、いくつか使ってその意味を理解することが多いでしょう。私の犬は、自分が食べたいフレーバーのアイスのヴィジョンを私に送ってくることがありますが、そこには食べたいという彼女の欲求も込められているのが感覚的にわかります。


あらゆるエナジーを知覚していくメリットは、知覚していないときと比べてより効果的に対処していくことができること。ダークエナジーを身近に察知したら、必要な浄化をすればいいだけ。それだけで心身の不調が改善されることもあります。animiscentが行っている、不調和のエナジーを動かし調和に導くエナジーヒーリングも誰もができることなのです。まずは目に見えないエナジーに意識を向けていくことから始めてみましょう。ご自身が持つすべての潜在能力に心を開いておくために。

ちなみに、サイキックには他にも色々あって、ユリ・ゲラ―のように意思の力だけで物体を動かすサイコキネシスというものもあります。私の犬は、エレクトロキネシスといって念力で電気のエナジーを操ったりします。交差点に近づく数メートル前から感応式信号を操作し、自分が行きたい方向の信号を変えてベストなタイミングで横断歩道を渡ることがあります。私が信号を変えてとお願いしてもやってくれはしません。あくまで自分の望んだときにしか使わない・・・本人の「意思」の力によるものなのでw


意識を向けてみると、このような面白い発見もあります。エナジーで遊び、それをシェアする、そういった時代も遠くはないのかなと思います。ぜひ、それぞれの戯れかたでエナジーに親しんでいってください。


このシリーズ、最後までおつきあいいただき、ありがとうございました!



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