心身の健康を維持するうえでは欠かせない、エナジー中枢の7大チャクラ。ヒーリングセッションでも必ず状態をチェックします。チャクラがすべて調和している状態であれば全身にエナジーが行き届き、臓器も強化されます。一方で、未解決の霊的・感情的問題を抱えたままでいるとチャクラの機能障害が発生し、エナジーの供給と分配が滞って心身に様々な症状が現れ、疾患の発症に至るといわれています。エナジー循環の重要性を知って、健康維持・向上に役立てましょう。
目次
チャクラとは
チャクラは、目に見えない高次のエナジーを利用可能な形に変換して体内に取り入れるエナジー中枢の役割を果たします。渦を巻いて回転する様子から、サンスクリット語で「車輪」を意味するチャクラと呼ばれています。
人の体内には大小含め360個以上のチャクラがあるといわれています。諸説ありますが、その中でも主要とされるのが7つ。その位置は、解剖学的に見てもそれぞれ重要な神経叢や内分泌腺と一致していることが、東洋医学と西洋医学の系統を照らし合わせて分かっているそうです。
チャクラから取り込まれたエナジーは、神経に沿って存在するエナジーのネットワークを介して細胞、組織、器官、臓器に届けられます。チャクラが正常に機能することが身体的に大切である理由はここにあります。
7つの主要チャクラの位置、色、テーマ
位置
主要とされる7つのチャクラの位置は、第1チャクラから第7チャクラまで、尾骨から頭頂へ向かって垂直に上昇していく線上にあります。大切なのは、1から7まで滞りなくエナジーが流れていること。1箇所でも詰まりが生じていれば、そこから上にエナジーが流れなくなり、詰まったチャクラのすぐ下のエナジーが過剰になるなど、全体的にアンバランスが生じます。
色
チャクラはそれぞれ異なる周波数を持ち、その周波数に対応した色を放っていて、透視によってのみ知覚することができます。実際には、最適な色も位置も人それぞれ。共通して言えるのは、調和が取れた状態であれば、無色ではなく、弱すぎたり強すぎたりせず、濁りのない透明感のある色でみえます。
テーマ
それぞれのチャクラにはテーマがあり、私たちの内的側面における学習課題を示唆しています。それをどれだけ達成できているかによって、また、そのエナジーが個人の生活において占める割合によって、チャクラから体内に取り込まれるエナジーの流量が変わります。
不調和が起きているチャクラは、今の課題を示唆していることが多く、意識的かどうかにかかわらず、避け続けているとチャクラにブロックが生じます。
名称 | 色 | 位置 | テーマ |
---|---|---|---|
第7チャクラ 冠チャクラ | 紫 | 頭頂 | 霊的探求、自己の超越、意識の拡大、 ワンネス、宇宙とのつながり、悟り |
第6チャクラ 眉間チャクラ | 藍 | 眉間 | 霊的視覚、直観、ひらめき、客観性、 意識の覚醒、魂の知識、本質を見抜く |
第5チャクラ 咽喉チャクラ | 青 | 喉仏 | コミュニケーション、本音の交流、 自己表現、真に必要とするものを認識する能力、支配感情 |
第4チャクラ 心臓チャクラ | 緑 | 胸骨中央部 | 内側を調和させる力、共感、共鳴、 自己や他者への無条件の愛、慈しみ |
第3チャクラ 太陽神経叢チャクラ | 黄 | みぞおち | 意志、自信、人生のコントロール力、 恐れ、不安、嫉妬、怒り、自尊心 |
第2チャクラ 仙骨チャクラ | 橙 | おへそのすぐ下 | 生活上の喜びや楽しみ、活動力、 セクシュアリティ、自他のつながり |
第1チャクラ 根チャクラ | 赤 | 尾骨、会陰 | 生命力、生きる意思、進化させる力、 安心・安全・安定、地に足をつける |
関連する器官と臓器、疾患傾向
各チャクラと似た周波数を持つ臓器がそのチャクラの近くに固まってあります。病気の人はひとつまたは複数のチャクラに不調和や詰まりがみられます。言い換えると、ブロックが生じる前に対処すれば、病気の発症もしくは悪化を予防することができます。
※現代では有害環境因子、化学的因子、細菌、ウイルスなどが多種多様に存在しているため、すべての病気がチャクラの機能障害によって説明できるわけではありません。
チャクラ | 器官、臓器 | 疾患傾向 |
第7チャクラ | 大脳皮質 | 精神・神経疾患、大脳の機能障害 |
第6チャクラ | 松果体、下垂体、脊髄、目、耳、鼻、副鼻腔 | 副鼻腔の障害、白内障、内分泌異常 |
第5チャクラ | 甲状腺、副甲状腺、口腔、声帯、気管、頸椎、副交感神経、全般的な骨格系の活動 | 喉頭炎、甲状腺機能亢進症を伴う甲状腺炎、甲状腺機能低下症、甲状腺がん、副甲状腺腫瘍、喉頭がん |
第4チャクラ | 心臓、循環器全体(気管支、肺、乳腺)、胸腺 | 冠動脈疾患、心筋梗塞、血栓による脳卒中、喘息、胸腺腫、深刻なウイルス感染症、自己免疫疾患、エイズ |
第3チャクラ | 胃、膵臓、胆のう、肝臓、脾臓、副腎、腰椎、消化器一般 | 消化器潰瘍、糖尿病、疲労、体力低下 |
第2チャクラ | 性腺、生殖器、膀胱、大腸、小腸、虫垂、腰椎 | 子宮体がん、子宮頸がん、大腸炎、過敏性腸炎、膀胱がん、小腸の吸収障害、前立腺炎、腰痛、性的機能障害 |
第1チャクラ | 脊椎、排泄器官(直腸、肛門、尿道)、仙骨 | 大腸や直腸、肛門括約筋の疾患(痔核や直腸の裂傷)、便秘や下痢 |
チャクラが表す内的調和
ある日、家に飾ってあったユリの花の六芒星が宇宙の調和を表していることを知りました。
花弁もそうですが、中央の黄緑の部分も六芒星。△と▽が組み合わさって✡となっているんですね。
△は物質世界や肉体を表し、
▽は精神世界や魂を表します。
その二つの正三角形が完璧に合わさった状態が物質世界と精神世界、肉体と魂の融合となります。
植物って完璧すぎる!と感激し、ユリのエナジーを水に転写して飲み、眠りについたら・・・夢で「人間の体もそうだよ」と教えていただきました。
夢でみせられたのは、砂時計のような図形。砂が落ちる中間の部分がちょうど身体の真ん中に来ていました。
上位の第5~第7チャクラの▽と、
下位の第1~第3チャクラの△を、
真ん中の第4チャクラが結びつけています。
第4チャクラのテーマのひとつが内的調和であり、六芒星の意味するところの「宇宙の調和」と通じるものがあります。
『バイブレーショナル・メディスン』にも、
第1~第3チャクラまでは「人間のより物質的な性質を調整する」、
第5~第7チャクラまでは「パーソナリティに高次の霊的な力との統合をもたらす」、
第4チャクラは「精神界と物質界というふたつの世界の中点」とあります。
7つすべてのチャクラが重要な構成となっていて、それぞれが最適な状態となったときに魂と肉体の完璧な調和がもたらされるということなんですね。
チャクラの不調和の原因と対処法
私たちは生きていくうえであらゆる障害に直面します。そのほとんどは、誤った現実の認識に基づいた思考パターンが原因となって生み出され、認識の誤りの種類によって、特定の学習課題を司るチャクラと共鳴している臓器系に病気が発症する、とリチャード・ガーバー医学博士は言います。「自分を無条件に愛すること」が困難な状態が続けば、第4チャクラにブロックが生じ、循環器疾患や免疫疾患として表面化してくるといった具合です。
重い病にかかった人がそれを転機と捉え、これからは自分の生きたいように生きようと決心したら人生が180度変わったという話はよくありますが、これは自分にとって必要のない思考パターン、信念体系、価値観を脱ぎ捨てたから。ネガティブに思える出来事があっても、あらゆる体験から学ぶ機会を与えられていることを思い出し、今の自分の課題と向き合ってみましょう。
それぞれのチャクラに対応した色を持つものを見たりイメージしたりしてチャクラを整えるという方法がありますが、そのときどきの課題に気がつきクリアしていくことでしか本当の意味でチャクラの不調和を癒すことはできないときもあります。自分にとって必要な気づきを得るためには、内観や瞑想などによって自分の内側と対話していくといいでしょう。
不調和は魂に刻まれることも
とはいえ、課題となっている事柄の原因を自分で突き止めることが難しいのも事実。目には見えないチャクラの不調和に気がつき、課題をクリアしていくためには、animiscentのヒーリングセッション、もしくはご自身が信頼できるヒーラーさんを頼りましょう。
たとえば、自責の念をずっと持ち続けていることに気づき、手放したいと思っているのに手放せない。その場合、今のあなたの人生だけに原因があるわけではないこともあります。トラウマによって魂に刻まれたものもあれば、今世だけではなく、家系で受け継がれたもの、過去世から繰り越されたものが原因となっていることがあります。
課題を習得しないままでいると、不調和のエナジーを来世に持ち越すことになるとリチャード・ガーバー医学博士も言っています。
動物にもチャクラはあります
イルカ、馬、鳥、リス、トカゲ、魚にもチャクラはあります。動物の種類によってチャクラの数が少ないこともありますが、生命に必要なエナジーを取り込む機能としては同じです。何かしら原因があって特定のチャクラが不調和になっている動物もいるでしょう。
特に家の中で飼う犬は、人間や空間から解放されたたくさんのネガティブなエナジーを吸収するためチャクラのヒーリングが必要なことがありますが、猫は犬と違って新たなエナジーを取り入れることができるようです。個体差がありますが、あなたが大切にしている動物のチャクラの状態も健康と関係していることは覚えておきましょう。
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